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余命一年の宣告 [健康・ダイエット]

平成元年私は余命一年の宣告を受けた。傍らには彼女がいたが俯いていた。聞かなかった事にしよう、何度もそう思ったが心臓は張り裂けそうだった。
心臓とは別に私は冷静だった。今更命の長さを言われた所でうろたえたりはしない。長い付き合いだからそれに比べたら一年なんてと思った。病院の帰り道天を仰いだ。そうか今一人じゃないんだ。人はみな空を見て天というが何処から何処までが天なんだろうか?僕のいるここは天じゃないのかな。別れるかしかないね。「今度の日曜日両親に会って」信じられない言葉が帰って来た。
両親はにこやかに受け入れた。信頼している娘が決めた事だからと任せているようだ。私は逃げたくなった。明日の命さえ約束出来ない男と結婚するか?みな自分が可愛いだろう、保障された将来をみな願っているはず。結婚式の二日後三井記念病院に入院し、一ヶ月後9時間に及ぶ大手術を受けた。薬は手放せないが生きている。生かしてもらっている。私の空間には天があったのだ。


心に花束を持って [健康・ダイエット]

東京都済生会中央病院に、中央聖書教会の牧師「○○先生」が入院しておられるので、早速お見舞いに行って来た。小雨の降りしきる中、傘も指さずオーバーヒート気味の私の身体には丁度よい冷たさだった。私はこの程度の雨であれば傘を指さない。雨に濡れるのが好きな少し(大分)変わった所がある。雨も天の恵みに変わりなく、私にとっては心地良い。術後間もない先生は意外と元気だった。先生には一度しかお会いしておらず、しかも非常に短い時間だったので、私の事は覚えていなと思った。病室に入りベッドを見ると空だった。あれ?何処に行ったのかなと思いながら病室を出ると、若い看護師さんがやって来て「○○さんは今お風呂に入ってます」と告げた。廊下で5分ほど待つと、ふくよかな顔に銀縁眼鏡の良く似合う先生が私の方に片手を挙げて挨拶してくれた。少し肩で息をしている先生はやはり病人だったが、順調に回復しており、随分と会話が弾んだ。時計を見るともう5時近く。病人の先生に長話しをしてしまい申し訳なく思った。病人の私がこうして花束を持って見舞いに行くのは初めての事。思えば最初に私を見舞ってくれたのは小学6年のクラス全員と千羽鶴だった。そして次々と訪れる見舞い客。今まで多くの方に見舞って頂いたお礼も込めて先生に花束を送った。私に花束は似合わないかもしれないが、病気になって初めて気がつく日常がある。健康な人もそうでない人もみな心に花束を持とう。


これが私の心臓手術画像 [健康・ダイエット]

見たくない人も入るかもしれないが参考に。これが私の中に埋め込まれている人工弁、手術はは約9時間掛かった。本来ならば4時間程度で済むが私は2回目、しかも肥大が激しくパンパンに膨れあがっているため胸の骨を切る時が最も危険。のこぎりが心臓にかすっただけでアウト。肋骨を左右に開いて心臓の動きを止める。動いていたらメスを入れられない。氷で冷やし体温を27度まで下げる。血液を全身に送るため人工心肺を使う。今は知らないが時間制限があって、2時間が限度だった。この間に全てをやり終えないと死ぬ。胸を開くのに2時間、弁を切り取り置き換えるのに2時間。蓋をして肋骨を針金で留める作業などに残りの時間。成功率は85%。オペ中に心筋梗塞になり死に掛けた。血管に空気が入り危なかった。色々あります。グロ過ぎたかな。


元サッカーの英雄は私のブルースハープに涙を流した [健康・ダイエット]

11月3日に脳内出血で倒れ、静岡市立病院に入院している従兄を見舞う為、12年振りに静岡駅に降り立った。駅から病院まで徒歩約10分、駿府城のお堀を眼前にして白い巨棟は聳え立っていた。私が15歳の時ここを訪れた頃はまだ木造で、とても古びた病院だった。市役所の隣にある日赤の方が遙かに近代的な病院に見えた。だが、ここには静岡では右に出る者がいないと言われる心臓外科の名医、東京女子医大の「榊原仟」の弟子の一人「秋山」先生がいた。そして私は19歳の時に心臓弁膜症の手術を受けたのである。従兄に会うのは31年振り、11月5日父が亡くなった時励ましてくれた従兄を今度は病人の私が励ます。それも私の思い出深い病院でだ。31年前の頃と殆ど変わらない従兄、だが元サッカーの英雄だった面影はない。口も利けず手足もまともに動かない。ただこちらの問い掛けには反応してくれる。早速ハーモニカを出し、吹いた。春夏秋冬、これは知らないようだったので誰でも知っている曲「故郷」「赤とんぼ」「聖しこの夜」を吹奏した。すると従兄の眼から一滴の涙が流れたのである。嬉涙かどうか分からないにしても、音楽がどれ程人間にとって大切かが分かった気がした。このたった一本の小さなブルースハープが奏でる音色でも、充分に人を感動させる事が出来るのである。脳に刺激を与える方法は幾らでもあり、希望は必ずある、諦めない事が大切。それは本人もそうだが、周りの人たちにも言えること。健康は失ってみて初めてその有難さに気付く。手指が動き、話す事が出来る、当たり前な日常がどれ程大切かを知ることだろう。  


美容師が鋏を置く時 [健康・ダイエット]

私が散髪によく行っていた理容室が店内改装だった為、数十年振りに美容院へ行った。20代の頃は美容院で髪をカットしてもらっていたがこの歳になって美容院へ行くのもと思ったが、良さそうな理容店が思い浮かばず、立ち寄ったのが瑞江駅ビルにある美容院だった。担当は「望月君」と言ってまだ30そこそこの若者だった。「5月に新聞社のインタビューを受けるから恰好よくカットしてよ」なんて会話を交えながら話が弾んだ。美容院も理容店も髪を切る事に違いはない。だが、髪をカットする時の鋏の入れ方に違いがあるのをご存知だろうか?理容店は髪を直線で切るが、美容院は斜めにカットする。美容院は髭を剃らない。何故なら法律で禁じられているからだ。刃物を肌に触れて良いのは床屋だけ。数回望月君にカットしてもらい、つい先日彼が「鋏を置くことにしました」と言った。「うん?何のこと」「足を洗うんです」「何でまた急に?」「もうこの道を極めたので・・・」何を生意気なと思ったが、彼なりの決断。そこに口出す必要はない。カリスマ美容師なんて言葉が一時ブームになったが、髪を切り美しく整えることはもちろんだが、美容師の仕事はそれで終わらない。心も美しくカットしてやって初めて一人前の美容師、理容師と言えるのではないだろうか。


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柿が色づけば医者が倒れる、冷凍柿 [健康・ダイエット]

この時季店頭に並ぶ果物の代表が柿。以前冷凍バナナを紹介したが、今度は冷凍柿を紹介します。バナナと同じ方法で冷凍庫に入れておき、電子レンジでチンするだけ。果物は熱を加えると非常に甘みが増す。理由は専門家に聞いて下さい。さて、この柿ですが、生活習慣病、その他様々な病気を予防する効果が高い。活性酸素は人間にとって不可欠であるが、量が増え過ぎると身体に害を及ぼす。外から入ってくる菌を防いでくれるのだが、過剰になると身体が錆びついてしまう。SOD酵素という物質がある。これが柿(果実)に多く含まれており、活性酸素を無毒化してくれるのだ。もちろん、ダイエットにも効果がある。便秘解消、お肌つやつや、書き切れないので調べてみて下さい。私、冷凍バナナ毎朝1本食べておりますよ。


便秘解消、健康的にダイエット(冷凍バナナ) [健康・ダイエット]

私は今冷凍バナナにはまっており、毎朝食べている。事の始まりは脳の働きを活発にしてくれる成分が含まれいる事が分かった事。うつ病にも効果がありそうだ。朝1本食べて昼頃30分ほどのんびり散歩をすると良い。バナナを大量に購入したは良いが時間が経つと茶色く変色して腐ってしまう。何とかならないかと思い冷凍室にそのまま放り込んだ。次の日見事に茶色くなったバナナ見て、中身が気になった。そこでレンジでチン。柔らかくなっても冷たい。そして皮を剥く。食べる、おお!なんと美味しい。とろける甘みが口の中に広がった。かくして私は見事にはまったのである。ダイエットにも効果あり。便秘解消、肌荒れ予防、老化予防、ガン予防・・・切がない。

鳥インフルエンザよりたちの悪い人間アンフルエンザ [健康・ダイエット]

 毎年この時季がやって来ると、インフルエンザが話題に上る。そしてまたも新型が発生し、死者が出たとマスコミが騒ぐ。突然変異?それは環境破壊がもたらしたもので結局自分たちに跳ね返ってくるのである。その昔私達は身体の中に虫を飼っていました(共存)。子どもの頃虫下しなんか飲んでお腹を綺麗にしましたね。虫は悪さする事もありますが、良い事も沢山してくれていたのです。身体のお掃除屋さんでした。外からの菌などを食べてくれたりして、人間と虫は深い繋がりがあったのですが、どうやらとにかく異常に綺麗好きになった私達は菌に対して無抵抗な身体を作り上げてしまったのです。その結果抵抗力の弱い身体になってしまいました。ダイオキシンの垂れ流しで海は今や毒の捨て場所です。魚の中にどれだけのダイオキシンが含まれていると思いますか?身体に良いと青魚を紹介する番組が非常に多い。環境ホルモンのバランスが崩れ、奇形が生まれています。突然変異したのはウイルスだけじゃなく、人間も同じです。そして鳥だけでなく、猫、犬インフルエンザが発生したらどうしますか?


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